【ゼロ知識→新知識】
- 1.あなたはすでにたくさん自然に覚えている
- 2.記憶の原理ー記憶とは、○○で決まる
- 3.記憶のプロセスー「思い出」が記憶されやすい理由
- 4.なぜ覚えたいのに覚えられないのかーあの勉強法も実は意味がない
- 5.頑張らなくても10日で2000語!絶対の記憶法
- 6.【英数・資格】分厚い参考書を楽勝攻略するには「〇〇にやる」がカギ!
【誤知識→新知識】
- 7.なぜミスの歴史も繰り返す?同じ過ちを犯さないために超えるべき科学的障壁
- 8.【英数国】同じミスを繰り返さない!未来の”失点源”を”得点源”へ変える鉄則と手順
- ※【模試・演習の最強活用法】解答を○○するだけで革命的に伸びる
あなたはすでに、あまりにも多くのことを記憶しています。
膨大な日本語の数々、色んな道やあの友達のこと…。
一体なぜあなたは、こんなにも膨大な記憶を、まったく机に向かうことなく叶えたのでしょうか。
…。
不思議ですよね。
実はそこには、人間誰しもに共通する、記憶の原理があるのです。
あなたはこの過程において、科学的には「あること」をしたから記憶したと言えます。
そのことが、記憶を決めるのです。
その正体とは一体、何でしょうか。
…
答えを言います。
記憶とは、「思い出した」回数で決まるものです。
あなたはあらゆることを、何度も「思い出した」からこそ、記憶をしているのです。
正確にいうと、この「思い出した回数」を重ねたおかげで、いつでも記憶から取り出せる状態になったのです。
…まだピンとは来ないかもしれません。
もう少し説明します。
そもそも、「思い出す」とは何でしょうか。
あまり「思い出す」とは何かを考えたことはないかもしれませんが、「思い出す」ということは、「忘れる」こととセットです。
この「忘れる」時間がないと、「思い出す」ことはできませんね。
新しいできごとを脳が認識し、忘れ、思い出し、忘れ、思い出す…。これを繰り返して、脳に記憶として残っていく―。
これが、科学的な記憶の仕組みの研究書にも記載されている、紛れもない記憶の真実です。

もちろん、あなたが覚えていることも、このプロセスが間違いなく存在したはずです。
すこし、思い返してみてください!
新しく聞いた日本語、新しい道、新しい友達のこと…。
あなたも何となく聞いては思い出し、見ては思い出し、そうして知らない間に、覚えていたのではないでしょうか。
これが、記憶です。
人は「思い出す」と、次第にそれを覚えるのです。
そして、「思い出す」回数を一定期間に重ねさえすれば、なんだって記憶することができてしまうのです。
…どうでしょうか。
少しピンときたでしょうか。
あなたもぜひ、この大原則を必ず覚えておいてください。
覚えるためには①新たに認識し、②忘れて、思い出して…を③繰り返す、これが絶対のルールです。
ところで、あなたも覚えるために、10回書いてみたり、10回言ってみたりしたことがあるかもしれません。
しかし、それで覚えることは原理的に不可能だと、いまなら感じられるのではないでしょうか。
なぜなら、この作業の間には、「思い出す」過程がないのですから…。
このように、「認識」したものを、「忘れて」「思い出す」過程がないと、科学的には記憶のための作用が働きません。
頭の良し悪しではなく、原理通りの結果です。
…そう、「覚えないと!」って一度に頑張っても、人は覚えられないようにできているのです。
さて、ということは、何度も頑張ってやらなきゃいけないのか、と思ってしまってはいけません。
大丈夫です。
あなたが覚えているものの中には、興味のなかったものもちゃんとあるはずです!
そこに労力がかかっていないように、覚えることには本来、労力は必要のないものです。
あなたにとって興味もなく、覚えようともしていないものでも、あなたが覚えてしまったのは、一体なぜでしょうか?
