2.【記憶の原理】記憶とは、〇〇で決まる

【ゼロ知識→新知識】

【誤知識→新知識】

あなたはすでに、あまりにも多くのことを記憶しています。

膨大な日本語の数々、色んな道やあの友達のこと…。

一体なぜあなたは、こんなにも膨大な記憶を、まったく机に向かうことなく叶えたのでしょうか。

…。

不思議ですよね。

実はそこには、人間誰しもに共通する、記憶の原理があるのです。

あなたはこの過程において、科学的には「あること」をしたから記憶したと言えます。

そのことが、記憶を決めるのです。

その正体とは一体、何でしょうか。

答えを言います。

記憶とは、「思い出した」回数で決まるものです。

あなたはあらゆることを、何度も「思い出した」からこそ、記憶をしているのです。

正確にいうと、この「思い出した回数」を重ねたおかげで、いつでも記憶から取り出せる状態になったのです。

…まだピンとは来ないかもしれません。

もう少し説明します。

そもそも、「思い出す」とは何でしょうか。

あまり「思い出す」とは何かを考えたことはないかもしれませんが、「思い出す」ということは、「忘れる」こととセットです。

この「忘れる」時間がないと、「思い出す」ことはできませんね。

新しいできごとを脳が認識し、忘れ、思い出し、忘れ、思い出す…。これを繰り返して、脳に記憶として残っていく―。

これが、科学的な記憶の仕組みの研究書にも記載されている、紛れもない記憶の真実です。

もちろん、あなたが覚えていることも、このプロセスが間違いなく存在したはずです。

すこし、思い返してみてください!

新しく聞いた日本語、新しい道、新しい友達のこと…。

あなたも何となく聞いては思い出し、見ては思い出し、そうして知らない間に、覚えていたのではないでしょうか。

これが、記憶です。

人は「思い出す」と、次第にそれを覚えるのです。

そして、「思い出す」回数を一定期間に重ねさえすれば、なんだって記憶することができてしまうのです。

…どうでしょうか。

少しピンときたでしょうか。

あなたもぜひ、この大原則を必ず覚えておいてください。

覚えるためには①新たに認識し②忘れて、思い出して…を③繰り返す、これが絶対のルールです。

ところで、あなたも覚えるために、10回書いてみたり、10回言ってみたりしたことがあるかもしれません。

しかし、それで覚えることは原理的に不可能だと、いまなら感じられるのではないでしょうか。

なぜなら、この作業の間には、「思い出す」過程がないのですから…。

このように、「認識」したものを、「忘れて」「思い出す」過程がないと、科学的には記憶のための作用が働きません。

頭の良し悪しではなく、原理通りの結果です。

…そう、「覚えないと!」って一度に頑張っても、人は覚えられないようにできているのです。

さて、ということは、何度も頑張ってやらなきゃいけないのか、と思ってしまってはいけません。

大丈夫です。

あなたが覚えているものの中には、興味のなかったものもちゃんとあるはずです!

そこに労力がかかっていないように、覚えることには本来、労力は必要のないものです。

あなたにとって興味もなく、覚えようともしていないものでも、あなたが覚えてしまったのは、一体なぜでしょうか?

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