【実践編】現代文は〇〇で勉強すれば革命的に伸びる

現代文でよく言われる、これらのことはすべてウソであると言いました。

  • 現代文はセンスなので勉強する意味がない
  • 本を読んでいれば国語はできる
  • 筆者の気持ちを答えるのが小説
  • 国語の勉強法は存在しない

センスの正体とは「論理の力」であり、登場人物や筆者の気持ちになるのではなく、「論理という共通ルールにしたがうと、こう読み解ける」を目指すのが現代文でした。

なので、論理の力を鍛えれば、現代文は伸びる、そしてその順序は以下でした。

  • 1.論理の知識をいれる
  • 2.論理を使って解釈できるようになる
  • 3.論理を使って表現できるようになる
  • 4.守備範囲を広げる

さて、それでは具体的にはどのようにやっていけばよいでしょうか。

  • 論理の知識を入れる

論理については、子供用のトレーニングブックからビジネスパーソン向けの指南書まで様々な教材があります。論理関係のものであれば、目標と現在地に合わせて選べば大丈夫です!

例えば、「現代文記述問題の解き方」という参考書は、「公理・定理・細則」という項にわけて、必要な「論理」を網羅的に解説しています。

この本は、偏差値50~60はあるけれど、その先の上達法がイマイチ分からない…記述問題がイマイチ伸びない…という方に特にオススメです。

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こちらを使うと、「論理の型」を入れつつ、記述式で得点がもらえるところまで、過不足なく国語力を身につけることができるでしょう。

もしもあなたが記述は必要がない、と思う場合でも、記述の練習は絶対にやった方が伸びます!

なぜなら、記述の訓練をすると必要な「論理」の力があなたのものとして強力に身につくからです。さらに、「論理」を軸にした記述力が身につけば、選択式も即答できるようになるからです。

さらに、記憶の研究でも裏付けられています。ひとたび覚えた文章をしばらくして「再読する」グループと、「書き出す」グループに分けてデータを取った結果、「書き出す」グループの方が圧倒的に記憶に残ったそうです。

このように、記述の練習の効果は抜群です!

とはいえ、もしも現代文にまったく自信がないという方であれば、まずは「最短10時間で9割とれる 共通テスト現代文のスゴ技」という参考書を手にすることもオススメです。

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こちらを見ると、現代文の実力アップに直結する「論理」の全貌が、よりわかりやすく、よりクッキリと伝わってくるはずです。

タイトルの通り、ボリュームも手軽なので、少々の時間で国語力を一気に上げてくれるでしょう!

また、実況中継シリーズに慣れている方もいらっしゃるかと思います。

そのような方は、出口氏の「現代文 講義の実況中継」もいいでしょう。

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論理とトレーニングに焦点が当てられていて、必要な「論理」の力を間違いなく備えることができるでしょう!

  • 論理を使って解釈できるようになる

これは言い換えれば、「読解力」です。

センスと捉えられがちな「読解力」は、本来このような力のことを指します。

「論理という共通ルールにしたがって、文章を読み解く力」…。

当たり前ですが、あなたが現代文において読み解くものは「文章」です。

図形やグラフではありません。

では、あなたはどのような文章を読み解くことになるのでしょうか。

残念ながら、現代文で扱われている文章はラノベやマンガではありません。自然科学だったり、社会学だったり、あるいは小説だったりするわけです。

ここで、もしもあなたが鉄道のことをよく知っていて好きだとします。

しかし宇宙には興味がないとしたら…?

鉄道の文章は、宇宙のそれと比べてはるかに読みやすいでしょう。頭に入ってくるスピードも、全然違うはずですよね。

ここにも、成績が安定しない理由があります。

好きなもの、そうでないものなどで、読みやすさが異なる…言いかえれば、守備範囲が偏っているから題材で得点力が上下するのです。

そこで、守備範囲を広げましょう、というのが4の主旨です。

とはいっても、無限に広がる学問すべてを極めましょうと言っているわけではありません。

それに、前提知識はむしろ、感想や先入観なしにただ「論理的に読み解く」ことの邪魔をする場合もあるものです。

ここでは単に、「大学受験に出題され得る題材に、一通り慣れ親しんでおく」意識を持っておきましょう。

出題される題材の範囲には限りがあるため、とても現実的な作戦です!

というわけで、上記の参考書などで「論理」を備えたら、次には守備範囲を広げるステージです。

ではどうすれば、守備範囲を広げながら、論理の武器を使って解釈できるようになるでしょうか。

方法は、あなたのゴール次第で以下のように考えられるでしょう。

  • 教科書を読みこむこと
  • 模試を復習すること
  • 網羅的な問題集/大手塾のテキストを使うこと
  • センター試験/共通テストの過去問を使うこと

将来の受験を見すえた学校の定期試験対策であれば、「論理の型」を意識しながら「教科書を読み込む」ことで十分です。

論理の大枠や流れを意識した音読をすると、論理の型をインプットすることと、その流れに沿った読解に慣れることができるため、非常に有効です。

とはいえ現代文の力とは、「主観」ではなく「客観」、「誰かの見解」ではなく「共通の見解」ができればいいものです。率直なところ、定期試験の対策・復習よりも、全国模試の復習が重要となるでしょう。

上記は現代文の実力アップにフォーカスしたものですが、定期試験で良い点数を取りたい場合は、これに加えて次のようにしてみてください。

例えば、先輩にもらう過去問や以前の定期試験から、「先生」の解釈や出題傾向を元に、事前に想定の問題を作って解くなどの対策をすることは、もっとも結果に直結する対策です。

また、大学受験を見すえて大手塾に通っている場合、テキストはたしかに網羅的に良くできています。

しかし、塾に通っていないのであれば、共通テストの過去問もまた優れものです。高校受験であっても同様、過去問と市販の公式対策本は文章と問題の質が優れています。

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ですので、1冊で構わないので網羅的に目にすることをおススメします。一周解くだけでも、9割程度の出題範囲はカバーできるはずです。

では、具体的に、これらをどのように使えばよいでしょうか。

ここからが本番です!

3.論理を使って表現できるようになる

世にいうところの記述力とは、まさしく論理を使って表現できる力のことを指しています。

まずは論理の知識があり、次にそれをもとにした読解力があり、さらにはそれをもとにアウトプットをする記述力があることが、現代文の実力にそのまま関わります。

繰り返しになりますが、あなたにとって記述式が不要の場合でも、記述の練習こそが近道です。

なぜなら、インプットしたいものは、アウトプットによって強固なインプットにつながるものだからです。加えて、正しくアウトプットができるからこそ、選択肢から簡単に正解を選ぶことが可能となるからです。

このように考えたとき、記述力は必須です。

さて記述力の付け方についてです。まずは、テクニック的な話をします。

「論理の型」が入ったら、次にはそれを採点者にアピールする必要があるため、まずは以下の習慣を徹底するようにしましょう。

①設問に対し、「一言でいうとどういうことか」を考えてください

本文には、なんとなく大事と思われるような要素が、あちこちに散らばっているように感じることもあると思います。

しかし、「どういうことか?」に対し、「一言でいえば○○ということ」を必ず考える癖をつけておくと、一番重要なことは何かが各段に見えやすくなります。

「○○ということ」という似通った選択肢にも、惑わされなくなるでしょう。

記述においても同じです。

満足に得点を得られない場合、必要と思われる内容を、なんとなく詰め込んで羅列しただけのものになっている場合がとても多いです。

実際に私自身、採点者として働いたこともありますが、こうした解答だと実は得点をつけてはいけないことになっているのです…。

この場合、まず不正解のところから始まり、わずかに加点対象がオマケとしてもらえる程度となってしまうのが実情です。

しかし、まずは一言でいうとコレ、というものが明確であれば、前提として正解となるため、減点対象が仮にあっても大きな得点を得られるのです。

これに慣れたら、次は以下のようにしてみましょう。

②「一言でいうと○○ということ」、それは「○○という理由」、「その例は○○」の要素をとらえてください。

記述の文字数にしたがって、これらを組み立てることが記述式の正解のテンプレです。

これを順番に、「例えばAという場合のように、XはYであるため、αは○であるということ」などのように並べることが記述式の設問では求められているのです。

このことは、設問への解答に限った話ではありません。情報の多い本文自体もまた、大枠ではこのような流れによって筆者の主張が展開されているのです。

他にも「対比構文」、「譲歩構文」などのような、大きな論理の枠組みをあれやこれや使うことによって、筆者は「一言でいうとコレ」に対し、読者に賛同を得ようとしているのです。

(こうした構造については、上記の参考書が網羅的に解説しています!)

そして実は、筆者が読者に賛同を得ようとするやり方は、あなたも気付かずして日常的に同じことをしているはずです。

例えば、こう考えてください。

あなたが以下のように言いたいとしたら、本当に言いたいことは一言でいえばなんでしょうか。

・例1(対比構文)

「私は十分に頑張っている」

一方で、

「あの人は十分に頑張っていない」…

・例2(譲歩構文)

たしかに「あの人は結果がでている」

でも、

「あの人は十分に頑張っていない」

…

いかがでしょうか。

どちらも一言でいえば、

「あの人は十分に頑張っていない」

があなたの言いたいことですよね。

「私は十分に頑張っている」ことや、「あの人は結果がでている」ことは、あなたが一番に主張したいことではないはずです。

あなたが作問者だとしても、「あの人は結果がでている」ことに焦点のあたった答案には正解を付けないことでしょう。

ひるがえってあなたも、この結論部分でない箇所が結論になっているものに、引っかかってはいけません…!

このように、現代文で求められていることは、「一言でいえば何か」を中心に考え、論理の枠組みで解答していくことです。

これを意識しておくことで、記述式でも論理の枠組みから外れてしまい、部分点しか得られないということも避けられるでしょう。

さて、方法がわかったとしても、実際にできるようになるためには練習が必要です。

いくら自転車の乗り方が論理的に分かっていても、練習しないと乗れるようにはならないのと同じです。そこで、「何を使い、どのように練習したら良いのか」を、以下に詳しく書いていきます。

まず使うのは、「模試の解答」です。

これが、本当に最強です。現代文は、模試の解答で勉強すると、革命的に成績が伸びる…。

模試の解答は、ただの解答ではありません。

あなたの成績を爆発的に伸ばす勉強の題材として、実は抜群に優れているのです…!!

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ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

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