大人の語学ガイド

いつまでも楽しく学べる脳を、語学から始めてみませんか?

社会人の新たなスキルとする場合にも語学習得は有意義ですし、50代・60代からの趣味としても、語学は日々を刺激的に、そして楽しく彩ります。

記憶の仕組みを活かし、楽しく続けられる大人の語学習慣をご案内します。

〇語学は何歳からでも始められます!

実は、115歳で亡くなったオランダ人の脳研究では、年齢にかかわらず脳機能の低下がほぼ見られていなかったという例が報告されています。ではなぜ「物忘れ」が発生するのかというと、医学的な見解のひとつとして、「記憶力」は年齢との相関性ではなく「使用機会」の関連があるという報告もあります。

科学的な原理を活用すれば、今日からでも「○○語が話せる」自分を叶えるプロセスを始めることができます。

実際に、言語学者の黒田龍之助は年齢に関係なく次々と新たな言語に挑戦していることが書籍から分かりますし、外国語上達法の著者である、同じく言語学者の千野栄一の手法や、第二言語習得論にて報告されている理論を活用すれば、マルチリンガルになることさえできるでしょう。

1.学びの基礎項目

すべての学びに共通するプロセスとは、「記憶する」ことを目的とした、「勉強」という取り組みの過程です。

それはもちろん、語学の場合も同様です。語学学習の本質もやはり、「覚える」ことです。

英語の場合、ひとたび英語を一定レベルまで習得すると、そのプロセスはそのまま他言語でも応用可能です。マルチリンガルは世界を見渡せばたくさんおりますが、彼らに共通していることは、「語学の学び方」を知っていて、次なる言語により高い精度で応用していることです。

さらに言いかえれば、語学の中身が「英語」であろうと「ロシア語」であろうと、やるべきことは同じということです。

さて、科学的な説明では、記憶とは「大まかに2段階を経て、新たな事柄が長期的な保存へと移行する」ものとされています。したがって、何語を学ぶにしても、これらの原則にしたがった方法で取り組むことはまず大前提として必須です。

まずは「勉強の目標達成までの必須プロセス」を知ること、とりわけそのプロセスの核となる「記憶の方法」を知ることから始めましょう。

科学的勉強法
「○○が出来る」までの共通する全体像を知り、やるべきことが明確になるロードマップをご案内します。

✓ 記憶法革命
記憶の仕組みを知り、効果的に覚えられる方法をご案内します。

これらをクリアしたら、次に、あなた仕様に最適化することも推奨します。

というのも、利き手や性格などが人によって変わるように、脳の使い方にも違いがあるからです。

✓ あなたにあった覚え方
どのような思考のクセをしているかによって、単語やフレーズを覚える際に意識しておいた方がよい点が変わります。「羊を数える」などの簡単な診断法で、あなたの覚え方をより負担の少ないものにする方法をご案内します。

〇「英語ができない」を終わらせるには?

まずは、英語が本当にできるためにはどうすればいいかを中心にご覧いただき、再現性のある語学学習法としてご案内いたします。

英語については書籍も氾濫しており、目的に応じた必要なクリア項目も見えづらく、「何をすればいいのか分からない」というお悩みも多数いただいております。

英語の場合もまずは全貌をとらえることから始め、目的に応じた「これをすればよい」を整理していくルートを推奨します。

✓ 学校英語を「使える英語」に変える、正しい英語学習法
「読む」「書く」「聴く」「話す」は、日本語と同様、それぞれ異なるスキルです。各技能を体系的に身につけ、一本の「使える英語力」へつなぐ、全体図と詳細ルートをご案内します。

✓ 「英語を話せる」を実現する方法
「洋画をみる」、「聞き流す」など、世間には様々な方法が溢れています。しかし現実は「留学にいく」場合でも、満足な成果が得られない場合があります。マルチリンガルの実践方法や、学術理論的な側面から、「英語を話せない」が終わるまでの必須クリア事項を、整理してご案内します。

✓ 英語でつまずく最大の要因を知る
率直に申し上げます。私たちが初めに学ぶ、「5文型やbe動詞」の理解不足こそが、英語が伸びない要因となる場合がほとんどです。5文型学習の本質を知らない限り、その先には進めません。しかし、実は5文型の本当の機能を知ると、4技能が一気につながります。しかも、文法は本当は複雑ではありません。複雑な文法事項と4技能をつなぎ、英語学習の扉を開く「5文型の本来の意味」をご案内します。

正直に申し上げて、こちらが最もあなたに知っていただきたい部分です。というのも、EFという国際機関の英語力の評価では、2025年時点では日本人は最下層にランク付けされており、この文法への位置づけは大いに関わっていると私は感じるからです。同時に、どの言語を学ぶ際にも、文法は真っ先に取り組むべき部分だからです。

このことは、学術的な外国語学習理論でも裏付けられている部分でもあり、日本や世界のマルチリンガルたち、語学のエキスパートや権威たちもまた、私が知る限りは誰一人として軽視している人はいません。

さて、外国語学習の一歩目が文法であるなら、次は語彙です。先に述べた言語学者の千野栄一は、これらを「血」と「骨」と表現しましたが、英語以外の言語学習では、他にも重要なプロセスがあります。

英語以外の言語学習はこれから随時紹介しますが、例えば「良い辞書」の存在も挙げられます。

マイナー言語を学ぶと、世界には様々なものの見方や表現のしかた、言葉のルールがあることが分かるほか、実際にその国の人とつながることで、あなたの世界を豊かにする確信があります。

一方で、英語と違って「辞書」へのアクセスが難しいなどの障壁もでてきます。(ちなみに、英語学習で辞書への言及を省いているのは、優れた辞書は前提としてお持ちの場合がほとんどだからです)

以上、まずは英語を取り上げましたが、新たに「英語ができる」ことを叶えることや、そのプロセスを楽しむこと、「新たな語学への挑戦」のきっかけとしていただけましたら、望外の喜びです。

ご覧いただき、ありがとうございました。